襖の張替え
オリンピックの開会式を終え、本格的に競技がスタートとしましたが、お盆をむかえるにあたり襖や障子の張り替えをお考えになる方も多くなると思いますので今回は「襖」がテーマです。
日本の四季に適した機能を備えている襖は、種類やサイズがさまざまです。そのため、襖の張替えをする際にはどれくらい費用がかかるのかというおおよその相場を押さえておきましょう。
襖(ふすま)の張替えにかかる費用相場は?リフォーム前に知っておきたいポイント
襖紙にはさまざまなタイプがあります。
そのため、どの襖紙を選ぶかによって襖の張替えの際にかかる値段にも違いが生じます。
業者に襖の張替えを依頼するのであれば、張替え作業にかかる費用をあらかじめ把握しておくことが大切です。
襖の張替え作業の相場を把握しておき、リフォーム業者を選択するときの目安にしましょう。
襖の種類はさまざまで
・本ふすま
・戸ふすま
・発泡スチロール
・段ボールふすま
などが挙げられ、それぞれに特徴があります。
まず、「本ふすま」は伝統的なタイプの襖であり組子のうえに紙を何重にも貼って仕上げていく点が特徴です。
襖紙が古くなったり、デザインにあきたりしたとしても簡単に張り替えることができるというメリットがあります。
次に、組子のうえにベニヤ板が貼ってある襖は「戸ふすま(板ふすま)」と呼ばれるものです。
戸ふすまは丈夫であることが特徴で、和室と洋室の仕切りに使われるケースが多く見られます。
ただし、構造上本体が重く、枠を外すことができないタイプの襖です。
続いて、「発泡スチロールふすま」は芯となる素材に発泡スチロールが使われていることから、軽量であることが特徴といられています。
加えて、「段ボールふすま」は段ボールを芯材としている襖です。
本ふすまや発泡スチロールふすまなどは、一般的な住宅にも広く使われています。
普及しているこれらの襖の張替えをする場合は、一般的には片面およそ5,000~6,000円かかるケースがほとんどです。
両面張替えるのであれば、一般的にはおよそ8,000~12,000円の料金がかかるといわれています。
襖紙の交換を検討してみましょう。