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犬と快適に暮らすリフォーム

ペットの犬は家族の一員、という方も多いかと思います。

リフォームは家族の暮らしを快適にするためにするものですが、

今回は人間だけでなく家族であるペットの犬とともに快適に過ごせるリフォームの工夫をご紹介させて頂きます。

床を掘るのが大好きなワンちゃん

 

畳やフローリング材も表面がボロボロにされてしまうことがあります。

表面をはがしたフローリングや畳表をむしられては、補修では追いつきません。

水に強いとされているフローリングでも、アンモニアには弱いことが多く、きれいにふき取っても残ればだんだん黒ずんでしまいます。また、換毛期という毛が大量に抜ける時期があります。毛が舞い散りますので、さっと掃除ができることなどもポイントとして押さえておくことも大切です。

犬と快適に暮らすという観点から床の種類と特徴を比較していきたいと思います。

①フローリング材
表面強度を上げて、傷やアンモニアにも強く、掃除もしやすいペット用フローリング材が増えています。
最近では、滑りやすいフローリングの床で体を支えることで股関節や後ろ肢に負担がかかり、股関節の病気になる犬が急増中との事です。なので、フローリングを選ぶ際には、滑りにくいものを選ぶようにしましょう
また、滑りにくい床にしておくことは犬の健康の為だけでなく、子供やお年寄りにとっても安全な床になります。

②クッションフロアシート
クッションフロアは塩ビでできたシート素材で、アンモニアにも強く掃除も簡単です。
リフォーム費は圧倒的にリーズナブルですが、見た目が安っぽくなりがちだったり、夏はペタペタした感触がするなどのデメリットもあります…。

③タイル
タイルは耐久性が強く、強度があるので汚れたらすぐに水拭きをして、いつまでも美しく保つことが出来ます。
また、床暖房と組み合わせれば、夏は冷たく冬は暖かい環境になります。難点は、リフォーム費は高めなことと、固いものを落とすと割れることがあることです。

④タイルカーペット
30cm角程度の四角いタイル状になったカーペットで組み合わせて床に敷き詰めるものです。利点は、汚れたら1枚だけ交換することも可能です。見た目が少々安っぽくなりますが、いたずらが多い子犬の時だけ使うのも手かと思います。

このように、特性もそれぞれなので、ライフスタイルに合わせてよりベストなものを選ばれることをお勧めいたします。

また、室内飼いになると、臭いも気になりますよね。
そちらは、壁で機能性建材を上手に取り入れる方法があります。

たとえば、タイル状の壁材のエコカラットという製品で、今ある壁紙の上から貼ることが出来、消臭機能があります。

こういった壁材は、犬がよくいる部屋に使うのはもちろん、玄関ホールの壁に貼ることで、家のにおいが気にならなくなり、安心してお客様をお迎えすることが出来るようになりますので、上手に活用して頂くことをお勧めします。

また、前述の2点は困ったことの解決という観点でしたが、階段下を犬用のハウスにしたりという空間スペースの有効活用のリフォームもあります。

このように犬と快適に暮らすということを目的にしても、リフォームの内容も多種多様です。

ご参考にしていただければと思います。