暑さ 寒さも 彼岸まで・・・
昔から、弥生3月は色々な行事があり、春の訪れを知らせる月でもあります。
ひな祭り、卒業式、入学式・・・入園・入学の準備などなど・・・etc
忙しい毎日を過ごしている・・・前野です。
早いもので、3月もすでに中旬を迎えました。もう少しで・・・お彼岸です。
お彼岸とは、サンスクリット語の「波羅密多」からきたものと言われ、煩悩と迷いの世界である「此岸(しがん)」にある者が、「六波羅密」の修行をする事で「悟りの世界」すなわち「彼岸(ひがん)」の境地へ到達することができるというものです。太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をすることで極楽浄土へ行くことができると考えられていました。
= 2021年 春のお彼岸日程 =
彼岸入り:3/17
お中日:3/20
彼岸明け:3/23
お彼岸の迎え方・準備
お仏壇・仏具の掃除
お墓の掃除
供花やお供え(果物・お菓子などの他、精進料理をお供えします)
お彼岸にお供えするもち米を餡子でくるんだ食べ物って、春は牡丹の花にちなんで牡丹餅といい、秋は萩の花にちなんでおはぎという事知っていましたか?
呼び方まで変えるなんて・・・本当に日本語って風流ですね。
弥生とは・・・草木がいよいよ生い茂るという意味です。
「弥」には、いよいよという意味。「生」には、生い茂るという意味があります。
これから、本格的な春が訪れます。