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ジメジメしたこの時期に・・・・・

梅雨時期はすごく湿気が高くて、ジメジメして嫌な日々でイヤですね・・・・。

湿度80%・室温23度でもムシムシ暑く感じませんか?

でも室温がそこまで高くないので電気代が気になってしまうことありませんか?

エアコンについている冷房と除湿は、どちらともお部屋を快適にしてくれる機能です。似たような機能で

すが目的が異なります。

【冷房の目的】

冷房は部屋の空気の温度を下げる事が一番の目的。暑い部屋から熱を外に出し、冷えた空気をを戻すこと

でお部屋の温度を下げます。そして、空気の温度を下げると結露します。結露で出た水をエアコンと室外

に繋いでいるホースを用いる事で水分を室外へ出します。そのため、冷房を行うと同時に除湿も行って

います。温度の低下が招く結露の仕組みを説明します。実は空気の湿度が高いと、その空気の保有水分

量は多いです。反対に温度が低いと、その空気の保有水分量は少ないです。そのため急に温度が下がると

空気は水分量が同じでも水分を持てなくなり溢れてしまいます。それが結露です。

【ドライの目的】

除湿はお部屋の空気(湿度)を下げることが一番の目的です。除湿は冷房と同じ仕組みで熱を奪うこと

で湿度も取り除いています。

ただし、冷房が素早く湿度を下げることを目的としているのに対し、除湿は温度を下げる事を目的として

いる為急激にお部屋を冷やさないよう(弱冷房)で運転し下げます。

そして実は除湿には(弱冷房除湿)・(再熱除湿)の2タイプあります。

水分を集める為に冷やした空気をそのままお部屋に戻すので(弱冷房)と同じ効果で少し寒く

感じます。温度を下げた空気を暖め直しちょうどよい温度になった空気をお部屋へ戻します。その為

温度は下がらず湿度のみが下がり(弱冷房除湿)とは異なるところです。温度が下がらず肌寒く感じない

ため温度を下げたくないときは(再熱除湿)がおすすめです。

【エアコン冷房と除湿はどちらの電気がやすい?】

電気代の安い順で言うと弱冷房除湿・冷房・再熱除湿の順になります。

弱冷房除湿は冷房と比べ温度の低下が少ない為、消費電力が少なく電気代を抑える事が可能です。冷房

は室温を下げる4ほどたくさんの電気代がかかります。

再熱除湿は一度除湿をし再度暖めなおし電気代が一番かかります。

【時期により種類を使い分け】

温度は下げたいけど、温度を下げたくないときは再熱除湿がおすすめ。

湿度よりも温度を下げたいときは冷房がオススメ。温度を下げる分だけ電気代はかかり

ますので、温度を高めに設定すると電気代を抑える事が可能。

エアコンは使い方次第で電気代を抑えることができます。湿度の高い時期は弱冷房除湿を使用しサーキュ

レーターで涼しい風をお部屋全体に循環させましょう。それでも暑い日は冷房を使用し温度を高く

設定する事がポイントになります。

ぜひこの夏に試してみて下さい。