梅雨時期だから思うこと
こんにちは、前野です。
前回、忍城のブログを書いてから二カ月が過ぎました。「ステイホーム」も少し落ち着きましたね。みなさん、出かけましたか?
六月下旬から雨ばかり・・・今度は天候が読めない梅雨時期になってしまいましたね。(涙)
本当にジメジメ嫌なカビの季節になりました。
みなさんのお宅のカビは大丈夫ですか?
例えば日本には伝統的な床の材料として畳があります。
築年数の長い物件では昔からある畳の間、和室、茶室などがあります。お寺や神社でも見かけますが、日本家屋で一般的に使われる床材なので、履物を脱いで歩く、使用することを前提としています。
畳の原料はい草です。い草は天然繊維・天然材料として素晴らしい特性を持っています。
い草は畳だけでなく、ござやい草製品として使われています。「夏を涼しく過ごすための日本人の知恵」その感触が昔から好まれてきました。
畳にカビができる原因
1 湿気
2 適度な室温
3 汚れの蓄積
4 畳が新しい
畳にカビが生えるシチュエーションて?
1 家にいないなど生活の都合上あまり換気できない。
2 冬でも床暖房やヒーターを多用し適温を保っている。
3 物件や家の構造が新しく築年数が浅く気密性が高い。
4 土地柄、湿気が多い。
5 物件の都合上、日差しが当たらない。風が通りにくい。
絶対にしてはいけない畳の掃除方法
1 掃除機を使用する。
2 雑巾で水拭き
3 熱湯を使う。
カビ防止には何をすればいいの?
1 畳の上に何かがある状態を作らない。
畳の上に常に万年床・畳の上にカーペットや絨毯など常に畳の上に何かあると湿気がこもります。そういった状態を作らないようにします。
2 畳のある部屋の通気性を作らない。
畳のある部屋はこまめに換気をし、外気を通すようにします。
3 扇風機やサーキュレーター、除湿器を使う。
換気をしようにも風の通りが悪い部屋の位置、場所などはあります。そういった条件下では、道具に頼りましょう。
4 畳自体を入れ替える
カビ掃除をしたけれど、一度はカビが生えた場所、気持ちが良いとは言い切れません。気になるなら新しい畳にしましょう。
5 畳の部屋を洋室にリフォームする。
畳を活用しきれない。お手入れできない。手をかける時間がない。そういった時は和室を洋室にリフォームするのも一つの手段です。ただし部屋の都合上、湿気が多いカビが生えやすい場所はフローリングにしてもカビが生えることもあります。
※畳や絨毯から床をフローリングに変える場合は「リフォーム業者」選びも大切なことです。床の下地状況、巾木の状態など経年劣化で金額も工程も変わります。すなわち、「工事費用・工事内容」は物件やリフォーム会社によって異なることが多いので、見積依頼をして必ず数社で「比較検討」することも大事だと思います。
まだまだ雨の続く時期ですが・・・なるべくお客様が「カイテキ」に暮らせる環境づくりに貢献していきたいと思います。